Intelligence Designと国際興業、AI画像解析技術を利用したバス乗降者分析の実証実験を実施

2023.06.28

エッジAIカメラを提供するIntelligence Design株式会社(東京都渋谷区、代表取締役：中澤拓二、以下「当社」)と国際興業株式会社（東京都中央区、代表取締役社長：南正人、以下「国際興業」）は、埼玉県川口市の協力のもと、同市コミュニティバス「みんななかまバス」において、エッジAIカメラを使ったAI画像解析サービス「IDEA（イデア）」を利用した、乗降人数調査の実証実験を実施いたします。

実証実験概要

当社はカメラ映像からマーケティングや防犯に活用できるAI画像解析サービスを展開しており、この度、乗合バス・貸切バス・ホテルなどの事業を展開する国際興業とともに、川口市コミュニティバス「みんななかまバス」での実証実験を実施します。

本実証実験では、運行ルートごとのバス利用者の傾向を分析することを目的とし、運行ルートや時間帯ごとの利用者数を把握し、より良い運行計画策定に役立てたいという狙いがあります。

その中で、渋谷区「ハチ公バス」をはじめとしたコミュニティバスの乗降人数計測の実績を豊富に持つ当社の「IDEA（イデア）」を用いる運びとなりました。

バス車内にエッジAIカメラ「IDEA（イデア）」を設置し、リアルタイムで乗降人数、属性情報（性別・年代）を計測します。さらには、バスOD情報の取得（利用者ごとの乗降場所の推定）も行い、停留所ごとの利用状況の分析も実施します。
また、AIカメラの有効性を検証するとともに、リアルタイムで計測可能なデータの活用方法について検討を行います。なお、本実証実験では個人を特定できる情報は扱わず、利用目的に必要な範囲で映像から抽出した特徴データを使用いたします。

■実施概要

日付：6月19日（月）～7月28日（金）（予定）
場所　　　　：川口市コミュニティバス「みんななかまバス」川口・鳩ヶ谷線／新郷循環／南平線解析内容　　：乗降人数・属性情報（性別・年代）の解析、利用者ごとの乗降場所の解析

今後の取り組み

バス運行における乗降者データは運行計画の施策検討指標として重要な数値です。「IDEA（イデア）」は、乗降人数だけでなく、ルート別・時間帯別・属性別など、様々な視点から人流を分析することができます。リアルな人流データは、今後の運行計画の施策を考えるうえで非常に有用なツールとなりうると考えております。

エッジAIカメラソリューション「IDEA（イデア）」
製品紹介ページURL：https://idea.i-d.ai/

IDEA（イデア）は、今後も集約・蓄積された実験結果やノウハウを活かし、当該サービスを通じて各地域の地域活性化、地方創生を支援します。
「IDEA（イデア）」を利用した通行量等の調査を行いたい団体の方のご連絡をお待ちしております。
（お問い合わせ先：contact@i-d.ai）

■エッジAIカメラソリューション「IDEAシリーズ」とは

「IDEA シリーズ」は、 AIプラットフォームであるIDEAの画像認識技術を利用した交通量調査及び防犯業務自動化サービスです。設置が簡単なエッジAIカメラを活用することにより、大掛かりな設置工事が不要となるため、通行量調査業務の自動化を安価に実現することが可能です。

通行量だけでなく交通量カウント等も可能なソリューションとなっております。

・URL：https://idea.i-d.ai/

AI画像認識技術を持つIntelligence Design株式会社について

Intelligence Designは「AIを中心とした先端技術を社会実装する」ことをテーマに2018年5月に事業を開始いたしました。 AI関連技術は世の中に広く認知されるようになった一方で、その技術を利用した社会実装はまだ進んでいないのが現状です。そこで、だれでも、簡単、かつリーズナブルにAI関連技術を使えるようにすることが、テクノロジーの発展にも寄与すると考え「IDEA（イデア）」シリーズを開発し、UDX（アーバンデジタルトランスフォーメーション）を推進しています。

Intelligence Design株式会社概要（URL：https://i-d.ai）

会社名　：Intelligence Design株式会社
代表者　：代表取締役　中澤拓二
所在地　：〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目28番5号 3階
事業内容：◆先端技術の社会実装事業
　　　　　◆AIを用いたプロダクト開発・販売
　　　　　◆AIビジネスの事業企画、サービス開発支援、コンサルティング業務
　　　　　◆ID Labの運営
設立　　：2018年5月
資本金　：2億3200万円（資本準備金を含む）